個展 横山明子 フィレンツェに生まれた和紙画たち

概要

絵の具を一切使用せず、染色された和紙をちぎり、厚めの土佐楮和紙、ミツマタ和紙などを下地に貼り重ねて、従来のちぎり絵の手法を独自の形で発展させた絵画作品『Washi-Arte(ワシアルテ)』がイタリアのフィレンツェにて生まれました。 和紙の中でも最も薄い土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)を主に使って制作された美しい和紙の絵画たちは、風に揺れる髪の毛や肌がうっすらと透けて見える衣装など透明感を持ちつつ、柔らかく立体感のある作品になっています。さらに、光が当たると隠れた絵が現れるという、和紙独自の透過性も生かした世界に一つの『光る和紙の絵』になっています。 この独自の技法を日本が誇る『WASHI(和紙)』とイタリア語の『ARTE(芸術)』という言葉を合わせて”Washi-Arte”と名付けました。 フィレンツェで生まれた和紙と光が織りなす幻想的なWashi-Arteの世界を楽しんで頂けたらと思います。 20160407153241758_000120160407153241758_0002

会期

平成28年5月13日~平成28年5月22日
9:00〜17:00(入場は30分前まで)

料金

入場料(一般500円)で観覧いただけます。

問合わせ

いの町紙の博物館
TEL.088-893-0886 / FAX.088-893-0887

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